2021年7月18日「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない」 磯部理一郎 牧師

 

『イエスによるサマリアの女との問答表』(ヨハネによる福音書4章7~29節)

主イエスによる語りかけの言葉

(水を飲む:まことの救いは、どのようにして与えられるか)

4:7「水を飲ませてください

(あなたを救う救い主はだれか分かるか、分かれば救われる)

4:10「もしあなたが、神の賜物を知っており、また、『水を飲ませてください』と言ったのがだれであるか知っていたならば、あなたの方からその人に頼みその人はあなたに生きた水を与えたことであろう。」

 

(真の救いは、律法と犠牲祭儀によらず、メシアにおける神の愛と恵みによる)

4:13「この水を飲む者はだれでもまた渇く。4:14 しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かないわたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」

 

神との和解による救いのためには、あなたは自分の罪をどう償うのか)

4:16「行って、あなたの夫ここに呼んで来なさい」

4:17「『夫はいません』とは、まさにそのとおりだ。あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけだ。」

 

神との和解による父の礼拝は、すでに今主イエスにおいて到来している)

4:21「婦人よ、わたしを信じなさい。あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。4:22 あなたがたは知らないものを礼拝しているが、わたしたちは知っているものを礼拝している。救いはユダヤ人から来るからだ。4:23 しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。4:24 神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」

(主イエスご自身からの自己啓示:エゴ―エイミ)

4:26「それは、あなたと話をしているこのわたしである。」

 

2021.7.18 磯部理一郎

サマリアの女による応答の言葉

(ユダヤの律法と犠牲祭儀による救いか、サマリア律法による救いか)

ユダヤ人のあなたがサマリアの女のわたしに、どうして水を飲ませてほしい頼むのですか

「主よ、あなたはくむ物をお持ちでないし、井戸は深いのです。どこからその生きた水を手にお入れになるのですか。4:12 あなたは、わたしたちの父ヤコブよりも偉いのですか。ヤコブがこの井戸をわたしたちに与え、彼自身も、その子供や家畜も、この井戸から水を飲んだのです。」

 

「主よ、渇くことがないように、また、ここにくみに来なくてもいいように、その水をください。」

 

 

(自分を根源から本質において支配する罪に心の目を向ける女)

「わたしには夫はいません」

(どのような「犠牲祭儀による礼拝」が救いになるか、エルサレム神殿か)

「主よ、あなたは預言者だとお見受けします。

 

 

4:20 わたしどもの先祖はこの山で礼拝しましたが、あなたがたは、礼拝すべき場所はエルサレムにあると言っています。」

「わたしは、キリストと呼ばれるメシアが来られることは知っています。その方が来られるとき、わたしたちに一切のことを知らせてくださいます。」

 

 

 

4:29「さあ、見に来てください。わたしが行ったことをすべて、言い当てた人がいます。もしかしたら、この方がメシアかもしれません。」